« そろそろ違うブラウザに代えるかぁ・・。 | メイン | 気分転換 »
2005年08月06日
手は動くけど・・・。
出講している大学の前期試験の採点を行った。演習科目ではあるが、基礎的な情報科学やネット上のエチケットなども習得することもシラバスに記載してあった。採点してみて気がついたことがあった。
昨年までは、パソコン操作が出来ないことと情報科学やネット上のエチケットの理解度は比例していた。しかし、今年度は、パソコン操作(画像処理、WEB作成)がずば抜けて出来ていても、情報科学について理解できていない学生が思いのほか多い。授業の際は、演習に難なく着いてきていた学生が、「ITとは日本語でなんと言うか?」という問題すらできない。もちろん授業では説明しているのだが・・・。
来年度からは高等学校で「情報」という科目が必修になった学生が入学してくる。高等学校の現場レポートなどを見ると、アプリケーションの操作に傾倒した内容らしい。
まぁ、パソコン操作は自動車の運転と一緒で教習所でならった法令や構造などは、すっかり忘れていても自動車の運転が出来る事と一緒なのだろう。
高等学校での「情報」という科目では自動車の運転と同様に「アプリケーション操作」さえできればよいのかもしれないが(これも問題になっているが)、大学での授業である以上、パソコン教室のようにアプリケーションの操作だけ出来ても仕方ない。試験を採点していて、「手は動くけど、基礎的な情報科学が理解不足」の学生が、これからは徐々に増えてくることが推察でき、今後コンピュータリテラシ科目を担当する者はどのような授業運営をしなければならないかという事を考えなくてはいけないと感じた。
まだまだ、「アプリケーション(ワードやエクセル、メール)ができれば、それで良し」というスタンスの大学や教官が多いのも問題である。私自身も切磋琢磨が必要だ。
投稿者 yumiyama : 2005年08月06日 15:02