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2005年07月04日

大学ネットワークへの不正侵入の脅威

勤務している大学では、ネットワークへの不正侵入を防御するために、
学内LANの機能は制限している。これは大学を狙ったクラッカー(ハッ
カー)が世界中にいるからだ。現に勤務大学では毎日数百件の不正
アクセスを試みようとした形跡が見受けられる。

これは日本の浜松にある大学でも狙われているという点では、ハーバ
ード大学やオックスフォード大学と同じように危険なのである。むしろ、
セキュリティーシステムに高額のメンテナンス費用をかけていないとい
う点を考慮するとクラックしやすい存在だろう。

クラッカーは比較的セキュアでない部分に簡単にアクセスし、そこから
ネットワークトラフィックを調べて、もっとセキュアな部分へのアクセスし
不正行為をする。(不正なメールの踏み台や他機関への攻撃、内部デ
ータの流出など)

ただ、このネットワーク制限をしていると、実社会のネットワーク利用と
は、ほど遠い、コンピュータリテラシ教育にとどまってしまう。その点を
補完するために、勤務大学では無線LAN接続業者、いわゆる商用プロ
バイダーも利用して学生のネットワーク利用度を上げている。
学内で無線LAN利用しても大学とは全く関係ないネットワークを利用す
るため、大学へのSSHによるアクセスし学内ネットワークへ安全に侵入
する演習をしている。

文系の大学にしてはレベルの高い事を学生に演習させている。理論
的にどこまで理解してくれたかは不安だが、ツールとしては活用して
いるようだ。

ちなみに私は常勤ではない。このようなセキュリティーの徹底は全学
単位(学生だけではなく、関係者全員)で行う事に意味があると思う。

投稿者 yumiyama : 2005年07月04日 20:44