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2005年06月12日
e-learningについて思うこと
私の研究(というかライフワーク)はe-learningである。
昨年度、勤務する大学の講義では、「思いっきりe-learning」を
利用した講義運営をした。確認テストをWEB上で行い、その場で
正誤を表示するという、PCの画面上での学習を目標にしていた。
教材は教員側からの一方向的に提供するタイプのe-learning
である。
しかし、思いのほか、成果が上がらず、WEB上の確認テストも
あまり利用されていなかった。そのため今年度は印刷物による
確認テストなども取り入れている。
学習者の立場に立った場合、確認テストを添削したり、自分で
書き込んだほうがリアルな物質を手に入れることができるの
で学習効果が上がるような気がしてきている。
昨年度、単位を取得できないで再履修している学生には、昨年
との比較を調査してみようとは考えている。
私のe-learningの考えは、「学習者参加型教材」である。
これは教材提供者(教員)と学習者の双方向型教材ということ
である。
だが、この構想は3年ほど試行錯誤している。この3年の間に
BLOGの爆発的な広がりでも分かるように、人間の情報発信欲を
e-learningに生かせないだろうか。今現在は医薬品販売業の
企業向けの教材を開発中(というか足踏み状態)なのだが、
大学で学生にe-learningを利用する事で何か妙案が浮かぶと
よいのだが・・・・。
3月に某学会でこの「学習者参加型教材」を発表したのだが、受け
は悪くなかったが、結局e-learningの潮流は高額なシステムが
本流で、「安い・面白い・簡単」な私のe-learningは傍流であること
を認識した。広くe-learningが活用されるには高額なシステムに
依存するのはいかがなものかという気もするが、e-learning自体
を経済効果に役立てようとしている日本政府(経済産業省)の考え
であるから仕方ないのであろう。
投稿者 yumiyama : 2005年06月12日 22:03